「Computational Archival Science (CAS)」講演会のご案内

九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻では,米国から2名の講師を招聘し,2018年1月15日と16日にComputational Archival Scienceに関する2つの講演会を共催します.詳細は以下にありますのでご覧ください.米国におけるArchival Scienceの最先端を知るよい機会になりますので,ご都合のつく方は奮ってご参加ください.皆様のお越しをお待ちしております.

 

■ 講演1:Computational Archival Science (CAS) ~ その方法,資源,学際的アプローチ ~

日時: 2018年1月15日 14:00 – 16:10
会場:九州大学伊都キャンパス 伊都図書館3階大会議室
   〒819-0395 福岡市西区元岡744番地
   会場までのアクセスはこちらから

共催: 九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻
   九州大学数理・データサイエンス教育研究センター
   九州大学附属図書館
   九州大学大学院人文科学研究院

参加申込:こちらからお申込みください.
(締切:2018年1月11日) ※参加費無料

講師:
Dr. Richard Marciano (Professor/Director, Digital Curation Innovation Center at University of Maryland; Professor, College of Information Studies at University of Maryland)
Dr. Maria Esteva (Research Associate/Data Archivist, Texas Advanced Computing Center at University of Texas)

前半は,Digital CurationからNatural Language Processing,Crowdsourcing, Geographic Information Systemに至るCASの取り組みを紹介する.後半は,考古学的記録の繋がりを考慮した管理のためのサイバーインフラストラクチャー内の end-to-end archival architecture について述べる.このアーキテクチャー内では,いくつかの計算手法と計算機リソースを使用して,記録・文書の価値を維持しながら記録を処理し保存する.(講演は英語)

■ 講演2:Computational Archival Science (CAS) ~ 研究から実践まで ~

日時: 2018年1月16日 14:00 – 17:00
会場: 九州大学箱崎キャンパス 中央図書館別館4階視聴覚ホール
    〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10番1号
    会場までのアクセスはこちらから

共催:九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻
   九州大学数理・データサイエンス教育研究センター
   九州大学附属図書館
   九州大学大学院人文科学研究院

参加申込:こちらからお申込みください.
(締切:2018年1月11日) ※参加費無料

講師:
Dr. Richard Marciano (Professor/Director, Digital Curation Innovation Center at University of Maryland; Professor, College of Information Studies at University of Maryland)
Dr. Maria Esteva (Research Associate/Data Archivist, Texas Advanced Computing Center at University of Texas)

はじめにCASの目的を述べた後,大規模なデジタルアーカイブの評価,記述,アクセス,および保存のために、計算機による分析や可視化がどのように利用されているかを示す.次に,CASの実践例としてWWII Japanese-American Internment Camps Projectを取り上げ,アーカイブコレクションを効率よく構築し,そのアクセス性と透明性を向上させるためのlinked dataなどの様々な技術の利用についても述べる.(講演は英語,逐次通訳あり)

問い合わせ先:冨浦洋一(tom&inf.kyushu-u.ac.jp) *&はアットマークに変えてください。

講演会趣旨:
行政機関や企業等が業務上作成する文書や記録を管理し提供するための実学をArchivesという.最近では,扱う文書や記録は,原本を計算機可読(ディジタル化)にしたもの,あるいは元々計算機可読の形態で作成されたものとなっている.また,その文書・記録の量も膨大になっており,情報技術を利用して,記録の統合や構造化を行い,アクセス性を高めるといった取組が行われている.このArchives と情報科学を融合させた分野をComputational Archival Scienceと呼ぶ.
今回の講演会では,Computational Archival Science を研究と実践の面から積極的に進めている二人の講師を米国からお招きして,技術面から実践,さらにこれまでとは異なるディジタル化された大規模な文書記録を扱う際のアーキビストとしての視点とそれを用いた研究について講演して頂く.1日目(伊都キャンパス)の講演では,データマイニング,テキストマイニング,データサイエンス等に興味を持つ研究者・学生を主な講演参加者として,どのような情報でどのように記録の統合や構造化を行っているのかという技術面に焦点を当てて講演して頂く.2日目(箱崎キャンパス)の講演では,アーカイブズ,ディジタルヒューマニティーズに興味を持つ研究者・学生および図書館,文書館等の職員を主な講演参加者として,Computational Archival Science の目的,ディジタルヒューマニティーズとの接点,アーカイブズと計算機科学を合わせた考え方,Computational Archival Science で提供される記録を利用して新たにどのようなことが分析できるようになるのか等について,Computational Archival Scienceの実践例も含め,講演して頂く.

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